津波避難地下シェルター研究室

マンホールトイレシステム (Final )


 本ホームページに於いて、マンホールトイレシステムについて検証してきたが、ここでは最終評価を記載する。



(1) 直結型   ⇒  ×××



(2) 流下型   ⇒  ××



(3) 貯留型  

   タイプA    ⇒  ×

   タイプB    ⇒  ×△

 

 それでは、どういうものが適応しているかと述べる。




(4)合併浄化槽  ⇒ △


 これは、避難人口が少ない自治体や使用人数が少ない避難場所

 水洗で流す水は、雨水タンクや近くの自然河川より運搬する。ブロワーは、ソーラー発電で空気送入する。



(5)コンポストトイレ ⇒ △


 上水道が断水してしかも、下水道も閉塞した場合にはひじ用に有効だか、
便槽に該当する部分が大型であつたり、処理能力に限界があるところが欠点である。( 好気性バクテリアによる分解 )



(6)大型埋設便槽 ⇒ 〇


 通常コンクリート製のもので、敷地内部に埋設するものである。

 東京などの人口の密集している避難場所の人数を想定すると、上水道は断水した場合や、貯水タンクの水程度では、大量過ぎて汚物を流しきれない。

 道路等のインフラが復旧してから、糞尿をバキュームカー等で回収する。


 ただし、設置費用が高額となるので、自治体の財政力による点が大きい。




(7) その他の特殊便槽


  当研究室のオリジナル ⇒ ただいま、特許出願中