津波避難地下シェルター研究室

糸魚川市 no.2 (itoigawa in niigata prefecture)


  今晩 (平成29年1月6日) 、テレビ朝日の報道ステーションに糸魚川市長が出演しているのが報道されていた。



 コメントとしては、復興は急がなければならない程度のコメントだった。



 一方で、歴史コメンテイターの磯田道史氏が興味深い内容の発言していた、


  [ 江戸時代には、あらかじめ地中に穴を掘って置き、大事なものは、その穴の中に投入して、上から砂袋で塞いで、人間だけ何も持たなくてひたすら逃げた。]





                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)


 火災が消化又は、自然鎮火後に自宅等に戻り、貴重品の回収を行っていたらしい。


 鉄筋コンクリートや鉄板が無い時代に於いては、生活の知恵とでも言うべきものであろう。



 非常に思慮深い行動である。なぜならば、砂という物質の特を十分に理解していたからと考えられる。




                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)



 江戸時代には、すでにこのような緊急避難の方法が実行されていた。


今回の大火の原因は、区画整理事業が行われていなかったことが原因である。

今回の大火は災難であったが、復興と津波対策が一度に行われる最大のチャンスである。


 それにも関わらず、 21世紀の現在は、津波対策は全く進歩していないと言うべきか、幼稚な計画案しか進行されていない。