津波避難地下シェルター研究室

チリ沖地震による津波


1960年に南米のチリの沖合で発生した地震により、24時間後に日本へ津波が到来した。



   女川町  →  4.2m       八戸市   →  3.3m
   むつ市  →   6.3m       大船戸   →     4.9m
   函館市  →  2.2m       浦河町   →  3.2m

   ハワイ諸島 →4.2m



 実際に日本国内で 観測された数値であり、142人が津波により亡くなっている。



 ここで取り上げたいことは、遠くはなれた南半球で発生した津波が赤道を通過して日本まで到達したと言う事実である。




                                                                                                                              (Unauthorized use of drawing is prohibited)


 この点についての第一点目は、日本は地震の振動は些細なものであった。しかし、津波による被害は甚大であった。



 第二点目は、現在赤道付近の海水面が2〜3m程度上昇している。




 地球温暖化により、北極、南極の個体化していた淡水が、流動化可能な液体にメルトダウンしていることである。




 もし、1960年と同じ地震と津波が発生した場合を想定すると、赤道を通過してくるので、津波の平均高は2〜3m以上になって日本に到達する。






 上の図の黄色の部分は、デフォルメして記載した。



 本来であるならば、月の引力によって従来の海面に近い状態となっている。


 よって、同じ程度の津波が南半球で発生したとしても、今後は1960年の時の津波より大きいものが到来する。