津波避難地下シェルター研究室

豊橋市の津波タワー ( toyohashi in aichi pre )


 全国各地で、税金を投入して津波タワーおよび利便性の低い津波シェルターが建設されている。



 そこで、現段階において完成されているものは、一旦除外し、それらの有益性について考える。



 初めに、津波タワーおよび津波シェルターの全てが無益というものではない。



  しかし、私たちの税金を投入して建設されたものが本当に有益なのか、否か。あまり有益でないならば、税金の投入を止めるべきである。



 当研究室は、すでに建設が完了しておる津波タワーへ取材に行った。

静岡県焼津市のものがそうである。




  一方で、愛知県豊橋市に建設された津波タワーは、下記の写真である。





<正面 (南側)の写真>






                                                         (写真の無断転用は禁止する)




  <左側面 (西側)の写真 >






                                                  (写真の無断転用は禁止する)




  <裏面 ( 北側) の写真 >






                                                    (写真の無断転用は禁止する)




  三河湾に面しているため、南海トラフ地震に基づく津波予想高は、

5m程度と比較的に低い。



 しかし、現在の地盤が海抜ゼロメートル地帯のため、

新興住宅地の現地には、とりあえず必要なものであった。




 地元住民に聞き取りをおこなったが、取材時点では2階、3階の部屋は

一般に開放されていなかつた。




 しかし、このような形態で、通常時にでも利用が可能な津波タワーの建設が合理的と考える。




                                                                                               (写真の無断転用は禁止する)




  ここのタワーは、合併浄化便槽らしきものが埋設されているので、
便所の設備は、整っていると思われる。






 取材した多くの津波タワーは、トイレの設備がされていない。