津波避難地下シェルター研究室

熊本地震においての被害


 4月17日の段階で、エコノミークラス症候群により死亡者が発生した。




 中越地震の時は、避難生活14日目において、約20人のエコノミークラス症候群の疑いのある患者が救急搬送された。




 しかし、今回は5日目にして22人の緊急搬送があったとマスコミにより報道された。




 原因は、避難所が少なすぎて、自家用車で就寝しなければならない市民の数が遙かに多いということだ。




今回の事例に於いても、エコノミークラス症候群を発症する可能性は高い。




タイプCのベッドなどの備蓄が必要とされることがより明白となった。




 また、更に避難生活が一段落した10日目くらいから、廻りの視線が気になってくるという報告がある。




 東日本大震災において、避難所の運営をされている方のコメントをもとに分析を行った。




 やはり、狭い避難所において、見知らぬ他人と一定の距離を確保したいという欲求は当たり前のことと考えられる。




 今回のように、同じような結果が発生している原因は、

地方自治体の役人の怠慢と不勉強が原因と言わざるを得ない。




なぜならば、予算の執行権限をもった公務員が不勉強のために新たな発明による人命救助の道具を見過ごしているに過ぎないと思われる。