津波避難地下シェルター研究室

不経済な津波タワー ( Uneconomical tower )


 ネットで検索を行うと、全国で種々の津波タワーが建設されつつある。


 そこで、本当に安全でかつ経済的であるかと言う点について検証した。



  現在建設されている津波タワーは、殆どか津波避難の目的のみに限定されて建設されており、その他の使用は想定されていない。



また構造は主に、重量鉄骨に基づく骨組みが表しの構造であり、


最上部のみか、その最上部の直下階のみの使用となっている。




  さらに、津波タワーの高さが5〜6m程度のものは、比較的安価なものが殆どである。






                                              (写真の無断転用は、禁止する。)



 しかし、タワーの高さが10m近いものや、10mを超えるものは建設費が非常に高額なものとなる。



 津波タワーを完全否定するものではなく、税金を使用して建設する以上は


市民にさらなる行政サービス還元を行う必要がある。






                                                         (Unauthorized use of drawing is prohibited)






上記に記載した形態のものが殆どを占めている。




つまりは、完全未使用空間が全く利用されていないということである。




タワー自体の耐用年数は、50〜60年と思われるが、



津波到来時以外には、全く使用もされないが、長期修繕は行わなければならない。






                                         (写真の無断転用は、禁止する。)




このような、溶融亜鉛メッキでコーティングされていても、約25年くらいで

腐食が進行するので、10〜15年で外装の補修を行わなければならない。



外部足場を組み立てる必要がある。しかも、外壁に沿った場所だけでく、

骨組みの内部にも小さな足場が必要となる。



 また、塗装工事も一般建物の外壁と異なり形状が複雑なので工事金額も

割り高となることは明白である。







糞尿を垂れ流しのお粗末な施設としか言いようがない。



 しかも、タワーを所有する自治体のほとんどは、トイレ対策は何もしていない。


 






 その、証明はアンケートの結果から明白に分かる