津波避難地下シェルター研究室

死亡確率 ( Mortality rate ) vol.1


 世間では、如何わしいシェルターやタワーが横行しているので、死亡確率を算定した。



(1) 浮遊式シェルター   ( Float shelter )
   津波救難艇など (国土交通省の推薦)





  死亡確率 → 99.9 〜 98%




 a)垂直落下試験が全く行われていない。



 b)水密扉の水密試験が行われていない




 津波救難艇を始めとして、現在販売されているものは、ほぼ助からない。

















(2) 津波タワー   ( Tsunami tower )




死亡確率
    
  到達時間      3分以内   (3 minits)  →99.9 〜 98%
  到達時間      5分以内   (5 minits)  →98.0 〜 90%
  到達時間     10分以内  (10 minits) →90.0 〜 80%
  到達時間     15分以内  (15 minits) →80.0 〜 50%
  到達時間     30分以内  (30 minits) →15.0 〜  5%






日中及び起床活動時間 ( 07時〜18時)に於いてで算定した。




深夜、睡眠時間帯 ( 22時〜07時 )では、死亡率は更に上がる
















(3) 地上シェルター  ( Ground shelter )



  死亡確率

      1重構造 (継ぎ目なし)   →  95.0 〜 90.0%
      1重構造 (継ぎ目あり)   → 100.0 〜 99.0%


      2重構造             →    1.0 〜   0.7%








現在、販売されつつある1重構造のシェルターは、水密扉の水密試験がまったく行われていない。



シェルター本体の瓦礫の衝突による破損だけでなく、水密扉からの水漏れで死亡する。




 2重構造(単独かつ2階程度)のものでも、ビルが倒壊して上に乗って来たとかの想定不可能のような事例では、死亡する確率は発生する。















 上の使用は、離島などの建設工事の条件が厳しいところ(狭小住宅等)に対応するために開発した。


 


vol.2 は、こちらから