津波避難地下シェルター研究室

高知県のシェルター  (Muder shelter in kouchi prefe ) no.2


 総工事費が約3億円を投じて室戸市に建設中だった津波シェルターが完成した。


 ネットでは、詳細が分かりにくいので、独自の調査と室戸市に直接取材をした。



 収容人数は、約50人で一人当たり、600万円の建設費(税金)が使われている。 ( 室戸市からの聞き取りによる。 )




 情報を出来る限り集めて分析してみた。



 詳しい図面などは一切公開されていないので(秘密主義?)、当方で大まかな図面を大まかに復元して書いた。




 最も外側に取り付けられているのがガラリ扉であり、全く水密性能はない。


 おそらく、酸欠防止のためにスリットを開けたのだと思われる。



 この点に付いては、ネットで写真等で確認することが可能である。







                                      (Unauthorized use of drawing is prohibited)





 ここで一番問題なのは図の止水扉1〜4である。




 写真でも確認できないので、室戸市の担当課に直接電話で確認したが



 「 止水扉の性能および水密試験について何も把握していない。」 という
回答であった。


 確かに高知県庁が設計及び施工を行い室戸市に無償譲渡した経緯はあるが、日常の管理する室戸市の担当部局が無知なのには、驚いた。




※ このような地下シェルターにおいては、水密扉水密性能がすべてであると言っても過言でない。



 自主検査だけでなく、JIS規格NKなどの造船規格の試験をクリアーすることは必至である。



国内規格が嫌な場合は、ABSBVRINAなどもある。






                                    (Unauthorized use of drawing is prohibited)








 後日メールでの回答を約束して電話を終えたが、1か月近く経過するが、室戸市からは何の回答もない








                               (Unauthorized use of drawing is prohibited)







 どうりで、Killer shelter秘密にする意味が理解できた 。




動画はこちら
 
やはり動画でも、止水扉は報告されていない。