津波避難地下シェルター研究室

マンホールトイレシステム no.2


  テレビ等で放送されているように地震時には、液状化現が発生して、
道路上のマンホールは浮き上がる。



 避難所から汚水終末処理場まで、いくつかのマンホールを経由して、糞尿は、はこばなければならない。




 糞尿等は、終末処理を行わないと、海や河川に放流することができないと、法律で決められている



 マンホールトイレシステムでは、糞尿をどうしても終末処理場まで運ばなければならない。


 しかし、災害時には不可能であると断定できる。



 下記にその図面を表示する。





                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)



  避難所に退避するほどの地震が発生すれば、汚水管のどこか1箇所でもマンホールが浮上してしまう可能性は非常に高い。と言うことは、汚物は汚水管内で閉塞するということである。




  なぜならば、汚水桝内のインバートと接続する排水管が断絶されることは明白である。



  そういった状況にあるにも関わらず、汚水排水管に糞尿を排泄することは、すぐに閉塞を意味する。



 下記にその詳細図を示す。





                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)




  平常時に於ける、公共トイレとしての使用ではなく、避難所として人口が過密状況で使用されれば、固形物の量も過大となる。





  色んなものを全否定するわけではないが、すでに不具合が発生することが明白であることをことさらでわあるが示したい。