危険な漂流シェルター (Muder shelter )

東日本大震災からマル5年が経過した。

インターネット上では、浮揚式のシェルターが花盛りだ。

しかし、十分に研究すると非常に危険なシェルターであることが明白化してきた。

海面上に浮けば助かるという、単純なアイデアだけでは不十分であることの証しを下記に記す。

せっかく、第一次の津波から退避出来た人たちの命を奪うものである。

第三者へのさらなる被害を食い止める必要がある。

ワイヤーなどでの係留が必要である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(Unauthorized use of drawing is prohibited)

更に、車いすの利用者に対しての安全対策が全くない

　　　　(Unauthorized use of drawing is prohibited)

更に、具体的には下記に図示した。

(その1 ) 障害者と車いすとの固定方法

(その2 ) 車椅子とシェルター本体との固定方法

　　　　　　(Unauthorized use of drawing is prohibited)

また、安全対策として4点式のシートベルトの着用も安全とは言えない。

　図上では、座席に着座で描いてあるが、車いすに置き換えれば

安易に理解できるであろう。

　　　　　　　　　(Unauthorized use of drawing is prohibited)

4点式シートベルトは、あたかも安全のように思われているが、自動車レース界では、ハンズ(HANS)と言う器具を追加で使用している。

　漂流式シェルターを製造、販売している業者が如何に不適切な業者であるか明白と言える。

　さらに、耐衝撃性能試験にあたる、落下試験さえ行っていないものがほとんどである。

　殺人シェルターとしか言いようがない。