津波避難地下シェルター研究室

6年目で、この程度??


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震災から6年目の平成29年3月11日にNHKテレビ局で放送されたもので、特番に値する程度のものと思われないが、ここに紹介する。



 私立大学の研究者が女川町での引き波による被害を解析していた。




 時速は、40kmで引いたらしい。問題は、河口付近に建造された防潮提だった。


 高低差5mの位置から上流から流された海面に叩きつけられて、粉々になった。



 もし、この防潮提がなければ、流された家屋はしばらくは海面上に浮くことができ、生存確率を高まったと言えそうである。


< 第1図 >

  図にしてみた。



                                                                                   (Unauthorized use of drawing is prohibited)



 また、ネット上に保存されていた動画からも実態が確認できた。



 これが、被害を拡大したと報道されていた。



 木造住宅だから、流されたが海面にしばらく浮いていられるのも木造住宅のメリットでもある。


 下記に略図を示す。



< 第2図 >


  国土交通省のご自慢の新防潮堤は、こちら。

                    



                                        (Unauthorized use of drawing is prohibited)


 確かに、新防潮堤ならば、引き波の衝撃は軽減できそうである。


 しかし、木造家屋が津波に再び流されることを、大前提とした計画に過ぎない。



< 第3図 >



   しかし、トドノツマリ




                                          (Unauthorized use of drawing is prohibited)



 恐らく、現在建設された新しい堤がニュースペックであたかも安全だという
内容を強調するための偽善放送のように見えた。



 盛土を10mするが、住宅は山の造成地に造り、盛土部分は商業施設を造ると報道されている。



 建物はながされても仕方がない。[陸前高田の防潮堤 ] は、2000mで
310億円の建設費だ。



 1m当たり、1550万円の無駄な防潮堤が完成した。





  陸前高田市は、津波高=15.6mと言われているが、第一波は10m以下と思われる。




 そのことから判断すれば、盛土高=10.0mは合理的な数値である。


 第一波が確認出来てから逃げても助かる。


  既設の防潮堤が破壊されたのは、第一波の引き波によってである。



 <第3図> を見ても理解できることは、
 10mの嵩上げのところに建てられた家は、津波で流された時には、防潮堤が有ってもなんの関係もない。



  つまり、無駄ということである。



 しかも、10mの嵩上げ工事を行えば、防潮堤は従来程度のもので十分と言うことである。



  新防潮堤が無くても、10mの盛土だけでも第一波の押し波は回避できる。



 第二波が到来する時には、避難が完了しているということが想定できる。





 すでに、津波の脅威は、3.11の経験から明白となったので、根本から思考回路を修正しなければならないのに??





 このような、稚拙な知識で多額の税金を投入しても、市民の安全には、
全くつながらない。





 そのいい例が、宮古市田老堤の津波被害を検証して、何の役にも立たない物だと言うことが明白である !