津波避難地下シェルター研究室

むち打ち  ( Whip  )


 日本国内では、浮揚式のシェルターが流行のようである。


 しかし、非常に危険な点が実験及び回避対策を施されていなく、当研究室が抱く疑問点を例示した。



 むち打ち(頸椎骨折) に対しての想定実験と対策が全く無い。



 販売会社の社長や役員がシェルター本体に乗車して落下試験を行っているものは全くない! !
 

 第三者へ安全と言って販売するのであれば、自ら搭乗して、落下試験をするべきである。



 ここで、むち打ち(頸椎骨折)とは、どのようなものが下記に示した。



 現在の自動車では、エァーバックが標準に装備されている為に、頭部をハンドルに激突することはない。



 今回は敢えて、一般人が理解し易いようにエアーバックが非装着の旧式の車を凡例として使用した。



 シートベルトも3点式ものとした。





 一般人の頸椎は、7つの骨で形成されており、衝撃により縦方向に延びて、衝撃を吸収する構造と成っている。








                                          (Unauthorized use of drawing is prohibited)






 むち打ち( Whip )の瞬間には、首の長さ3倍となる。



 このことは、現実に目の前で交通事故により、女性ドライバーの首が目の前で約3倍程度伸びるのを目撃したことによる。



 仮に助かったとしても、重篤なむち打ち(頸椎骨折)を避けることは出来ない。



 確実に、首は外科的手術を受け無ければ助からない。



 更に、4点式シートベルトを装着することが、より安全かのように思われているが、その点についても警鐘を鳴らしておく。





                                                               (Unauthorized use of drawing is prohibited)





 頸椎の損傷により、直接的な死亡原因にならなくても、呼吸機能を司る

神経が圧迫されることにより、自発呼吸が不可能となり、

シェルターの内部で死亡する。




 また、医学的に詳細を知りたい方は、ネット上で調べていただきたい。