津波避難地下シェルター研究室

救難艇 (国土交通省) Rescew boat vol.4


 ここで更に、シートベルトの安全性について検証する。



 ダミー人形を使って衝突安全試験のようなものを見かけるが、本当に安全を確認することが出来ているのだろうか?




 ダミー人形について、検証する。これが、実際の人間の代わりをしているのだろうか?




 詳細な断面をここで伺うことができる。


 (非常に分かりやすい写真で、投稿者に感謝したい。)




 ただ、人体に近い重量配分や関節の稼働する範囲などは十分に再現が可能なように伺える。













 しかし、問題は頸椎(首の部位)である。金属とゴムのパーツで構成されている。首関節として数えると5個しかない。




 本来人間の頸椎は、第一から第七までの7個ある




 このダミー人形では、衝突時に頸椎が伸びる現象を再現することは、不可能である。











 実験者の側に有利な試験結果のみが導かれる。


 他社の人形の頸椎の数も調べてみる。




 ネットで検索する限りにおいては、製造が容易で耐久性に優れた、適当な構造にとどまっている。
  

 本来、人体にとって最も重要な部位の頸椎やせき髄の復元モデルがこのような低レベルなことに驚いた。