津波避難地下シェルター研究室

燃える ! 燃える段ボール !!


 世間では、段ボールベッドが流行りの様である。


 しかも、殆どなんの防火対策も考えられていない。




 しかし、密集した避難所のような狭い空間に可燃物を大量に持ち込むことに危険性はないか?



 当研究室も、間仕切り可能なベッドの販売を一部で行ったが、防火性について再検討した結果、販売を打ち切った!




 現在は、鋼製ベッドでの製造販売の準備中である。



 ベッドのカバーも、木綿製の帆布の生地から難燃加工を施したものに計画変更中である。



 このことにより、避難所内部で火災の発生があっても、避難するための時間を確保することが出来るものである。



 公開まで、今しばしの時間が必要である。




 一方で、地方の自治体等で段ボールのベッドがまことしやかに大量に導入されている。


 防火対策の検討を行ったうえで、導入しているのだろうか ?



 
                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)




 可燃実験などは、一部の研究者で行われているようである。



 研究者自身もコメントしているが、避難所の実際の環境に近い状況で実験を行うことを待ちたい。



 しかし、製造、販売を行っている企業及び団体?は全くなにも行っていない。


 如何わしい商品といわざるを得ない !



  段ボールベッド10個について、必ず消火器を配置する ? ことになっているのか??



  確かに、段ボールに着火してもすぐさまに燃える尽くすとは考えにくいが、ベッドの周りには、化学繊維質の可燃性の高い毛布や衣類や生活必需品も当然ながら存在することは、否定できない。





                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)



 現段階では、何が引火促進材になるかというものを特定することはできない。



 不特定多数の市民が混在する避難所内部に於いては、想像を超える行動を取る人物も混在すると言う前提に立つ必要はある。



 悪気があって行っているわけでわないが、自宅から燃料などのものを持ち込むことは、誰もチェックできない。

 

 ライター用の携帯ガソリンなども非常に危険である。その他、想像出来ない危険物が持ち込まれる。



 液体で可燃性の高い物質を持ち込むことも考慮にいれえなければならない。




                                                                                     (Unauthorized use of drawing is prohibited)




  若干、大げさに表現したかもしれないが、このような二次災害を発生させてはならない。


  このことは、私たちプロの発明者として、想定内の事例として考察しなければならない。